去ったあとに、残されたもの。。。。。

momocolor2006-02-16

生命の危機に陥ったとき
人は生殖機能を最大限に発揮する。



自らという個体をのちまで残すという欲求が
本能的に備わっているという。



生きていたい。
自分を残しておきたい。



それは、人に備わる
生存本能である。



さて、昨日。
手続きのため
横浜にある本社に出向いたときだった。



退職のための事務手続きが続く。



バレンタイン☆キックが恐ろしくって
失くしたことをなかなか言い出せなかった市民カードも
結局怒られずにすみ、


退職理由欄に
「"じ"ぶんの能力に自信をなくし
 "つ"らい日々を過ごしました。
 "は"を食いしばりながら仕事をする毎日に、ちから
 "ぶ"そくを感じました。次の
 "ろ"うどうに対し、今は
 "ぐ"体的な考えはありませんが
 "の"んびり考えて行きたいです。
 "た"くさん
 "め"いわくをおかけしましたが、今までありがとうございました。」
と記入しようと思った退職届も
前日の探し物ですっかり体力をなくして
「明日死んでも後悔しないため。」と
きわめてシンプルな言い回しで提出。



すべての事務手続きを終了した私に
3年間お世話になった人事部長が挨拶しに来てくれた。



今までのお礼と、これからの話を
つれづれとお話しする私たち。



そんななか、
人事部長の顔がふと変わった。



「・・・そういえば。
忘れてたけど・・・・・。」



そのあまりに鎮痛な面持ちに
緊張が走る。



な、、なんか忘れてたっけ?


いろいろ、ばれてはいけないことが
頭をよぎる。
・・・・・な、、なんも、ないよ・・・ね?



退職が一年延びたから、WEB上では





・・・?




・・・・そーいえば・・・・



12月上旬
人事部から私に一本の電話があった。



就職支援サイト「リクナビ(リクルートナビ)」に掲載されている
会社情報ページの『先輩の仕事情報』というページに
私の情報を載せるとのこと。



前年も掲載されていた私は
なーんにも考えずにOK。



やめちゃうのに



名前だけは非公開に出来るらしいが
諸事情により、
顔写真を非公開には出来ないらしい。



「本当に申し訳ない」
と謝られる私。




いやいや、いいですよ。
考えなくOKした私が悪いんですし、



なにより
堂々と
「この仕事、やりがいがあります!!!」
と言ってのけてる私が
実は抜け殻というのが
ちょっと面白いし。



ひょんなところで、
お笑い本能をのぞかせてしまった結果
思わぬ名残を残してしまった私。




来年
もし仮に
ネットでにこやかに(嘘)微笑を浮かべる私に会うために、
私の(元いた)会社の入社試験を
受ける全国のももファンの皆様。



ごめんね、わたし
「普通の 女の子に戻り」ます!!
でも、
とてもいい会社なので
私目当てじゃなく、仕事目当てで選んでね!!!!