逆転裁判〜逆転のエロティシズム
ここは平等と正義がつかさどる司法の場。
強きをくじき、弱きを助ける。
真実はいつもひとつ。
僕は成歩堂もも一。
今日は僕の法廷デビューの日である。
ただしもちろん
傍聴デスガ・・
そこは大通り西11丁目に所在する
札幌地方裁判所。
先日『七人の女弁護士』を見たからとか
そういうナンパな理由ではなく
せっかく大学時代に法律の勉強をしてたんだしってことで
今日は裁判所の傍聴に行ってみた。
ロビーでは本日の裁判スケジュールが貼り出されていた。
傍聴するなら刑事でしょ♪
ということで
刑事訴訟の掲示板を見る。
本日の公判は
・公文書偽造
・強制わいせつ罪
の2件である。
よりドロドロな火サス的裁判が見れるかなーと思ったわけではなく
大学時代、女性の性差別なんか勉強してた私としては
女性が虐げられている可能性のある『わいせつ罪』の傍聴をすることにする。
というわけで私は
開廷中の8階6号室の扉を開けた。
私が入ったとき
すでに裁判は始まっていた。
思ったよりも狭い傍聴席。
見回すとまばらではあるものの席は意外と埋まっている。
開いているところは
最前列のど真ん中。
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一旦入ってしまった手前すぐさま部屋を出ることもはばかられ
ただの冷やかしに過ぎない私が
あろうことか被告の真後ろに陣取る。
すでに弁護人側の被告への質疑が始まっていた。
ロビーで見た掲示板には
被告人の詳しい情報や事件の詳細は掲載されていなかったので
私はこの質疑で詳しい内容を知ることになった。
どうやらこの被告人
性別・・・男
年齢・・・74歳
職業・・・教祖様
そして、容疑の概要は
「教祖といえども『男』が忘れられず『治療』の途中で
・・・やっちゃった♪」
しかしこの教祖様
一貫して容疑を否定。
教祖様「わいせつな行為はありません。
でも・・・
衣服がエネルギー注入の妨げにもなるので
時にはズロースも下ろしてもらいます。」
こ・・・・これは声を大にして言いたい!!!!
『待ったぁぁぁぁ!!!!!!異議あり!!!!!!』