世界はおじいちゃんでまわってる。
デパートやスーパーに入るとき、
後ろから入ってくる人のために
扉を支えてあげる
それが、『扉のマナー』だと思う。
この『扉のマナー』。
タイミングが重要で
早すぎてすぎても、遅すぎても
後ろの人が焦ってしまうので注意が必要である。
買い物をするために
デパートに入ろうとしたときのこと。
私の前に
ちょっぴりジェントル感を漂わせる
ナイスグレーなおじいちゃんが歩いていた。
そのおじいちゃんは、私の前で扉を開けると
「さぁ、お入りなさい」
という顔でドアを支えてくれた。
その一連の動作が英国紳士みたいにスマートだったので
わたしは、そのウディアレン似のおじいちゃんに
思わずトキメいてしまったのだった。
・
・
・
・
・
・
といいたいところだったんだが
おじいちゃん。。。遠すぎ!!
その時の私とおじいちゃんの間には
だいたい、大林素子3人分の距離があった。
もちろんその大林素子3人分の距離の間に
他の人なんかいるはずも無く
おじいちゃんが私のために、扉を開けていてくれているのは明らか。
しかし、
大林素子3人分は
扉を支えていてもらうには、意外と長い距離である。
しかも、、、、
おじいちゃん、、、、若干腕が震えてない??
こ・・これは、普通に歩いては、おじいちゃんがもたないかもしれない!!!
焦った私はあわてて大林素子3人分をダッシュ。
おじいちゃんの余計なお世・・・じゃなくて優しさに
お礼を言おうとしたその時・・・・・
おじいちゃんはすでに、
ボボ・ブラジル2人分先で次の扉を開けて待ってくれていたのでした。。
もちろん、腕はぷるぷる。。。。
おじいちゃーん。。。なんでそんなに無理するのぉぉぉ。。。。。