かわいいお顔に気をつけな!!!!

momocolor2006-11-06

オイラの名は
ペンプルトンペック。通称ぺぎらけんいち。
このペンギンのぬいぐるみみたいな
自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。





今日のおいらのターゲットは



ピンクのスポーツカー(ミニカー)で遊ぶ
若くて(推定3〜4歳)イカしたアメリカンレディ。



アウトレットモールで買い物をして
ベンチで休んでいたときだった。



洋服の試着で大忙しの母親を眼の端に
彼女はアンニュイな表情で(ミニカーの)車を走らせていた。



ひとりぼっちで退屈そうなレディを
ほおっておくなんて
おいらのポリシーが許さない。



え??言葉が通じないんじゃないかって?
そんなのに頼っているうちは素人さ。
大丈夫大丈夫。もし万が一わからなかったら
ペンギンのモノマネで切り抜けちゃうぜ。



彼女の目の前に、突然飛び出すおいら。



ぺぎ「ヘィレディ。クールな車、もってんじゃん。」




レディ「・・・・・・・・」



目を丸くしたレディがじっとおいらを見つめる。



オーライオーライ。
どんなナンパも、始めはこんなもんさ。



おててフリフリ
おしりフリフリ



あの手この手でフェロモンを撒き散らすおいら。



少しづつ打ち解けていくおいらたち。



ぺぎ「君の名前はなんてんだい??」

レディ「ジゥィエラってゆーの。」

ぺぎ「なんてキレイな名前だろう。アフロディーテも嫉妬しちゃうぜ」




あの手この手の口説き文句を並べたてるおいらに
レディもついに陥落した。




ついに
「私の(ミニカーの)車に乗らない???」とおいらを誘ってくる始末。



レディーの誘いを断るなんて
そんな野暮なこと、できると思うかい?



入れないよ。そりゃ入れないさ。
一応、パフォーマンス代わりに入る真似をするおいら。



「(ミニカーが)小さすぎて入れないよ。」というおいらの言葉を聴いてか聴かずか

明らかに、頭の部分の時点で入らないのに
ぐりぐりやってる彼女の一途さに、思わず本気になっちゃうところだったね。




その後も10分ほど
楽しい時間を過ごしたおいらたち。



しかし
楽しいことには終わりが来る。



その終わりは
「おぃ。うちの娘に何してんだ???人攫いか?変質者か???」という面持ちの
一人の大男がこっちに近づいてきたのと同時に来た。




おいらは
すばやく別れを告げると
彼女の頬に、情熱的なキスをして、去っていったのさ。







変質者で捕まらなくてよかったよ。。おいら。。。。。。。