無欲の勝利、無我の境地。

momocolor2006-12-07

ここに来て2ヶ月も過ぎたのに



実はまだ全然慣れないことがあります。




それは、、、、コイン。



1ドルコイン
25セントコイン(クオーター)
10セントコイン
セントルイス師匠
5セントコイン
ボイン
1セントコイン



と、結構いろいろある。



しかもね、日本のと違って



・・・・見分けがつかないのよ。







朝寝坊をした私は焦っていた。
バス停まで走り、丁度来たバスに駆け込む私。



はぁ・・ふぅ。。。
。。。。えーーーっと、、、


バス賃は・・・1ドル75セント。


私は財布を取り出そうと鞄をまさぐった。
えっと、、、、たしかここのポケットに、、、
いや、ちがうな反対側のポケット。。。
いやいやいや、ちがうちがうお弁当袋に入れてたんだっけ。。。



焦ってるので余計に手間取る私。



それをじーーーっと見ている運転手のおじさん。



ソーリーソーリーと
ウソっぽい英語で謝りながらおたおたする私。



うぅぅぅぅ。。。。気まずい。。。。。



やっと鞄から財布を取り出した私は
焦っていくつかのコインをコイン投入口に入れた。



ちゃりんちゃりんちゃりん。。。。



料金箱に吸い込まれていくコインたち。






えーっと。


ええーーーーーっと。。。。。。。



あれ???うん。。。。



コイン何枚入れた?????



ま、、、まずい。。。。。
焦りすぎて、、、、、何円入れたか忘れちゃった!!!!!!!


財布からコインを取り出す手がピタリととまる私。






・・・お財布に入っている10ドル札は入れられない。。
なぜなら
アメリカのバスは
つり銭が出ないからだ。



入れてしまったが最後
覆水盆に帰らず
つり銭手元に戻らず。



・・・・しょうがない。。。運転手さんに
あといくら払えばいいか聞くか。。。。




もも「い・・・いっつ、、、おーけーーー???」



拙い英語を補うために
微妙な笑顔を浮かべながらうかがう私。



すると。。。



「ふぅぅぅ」



と深〜く息を吐く運転手さん



れれ・・・??なんでため息???



そしてその運転手さんは
手をぷらぷらを後ろに振って



「おーけおーけ。」



と言うと運転し始めた。




・・・・・・あれ?払わなくていいの???




言われるままに奥に進むわたし。



明らかに払ったお金は足りてないような気がするんだけど。。。



・・どうやら運転手さん。
払ったお金よりも
私の英語力が足りなさに
面倒くさくなったようです。。。。





「英語力がない」という
ある意味究極の『無我』のお陰で
先日のタダ飲みスタバに続き
バス運賃踏み倒しまでしてしまいました。



そのうち
「英語がうまく通じなかったから〜」で
とんとん拍子で銀行強盗とかやっちゃったらどうしよ。。。