遠い楽園(自宅)を求めて。または旅路への覚悟。

momocolor2005-11-07

さて問題。

Mちゃんは3212円もっていました。
インターネット予約でTAKESHI'Sの1200円の
映画チケットをカード決済で購入しました。
映画館に行くと、まだ時間があったので
「カスタムメイド1030」の1800円のチケットを
購入しました。
映画と映画の途中が一時間開いてたので、
茶店できのこスパゲティーを660円で食べました。

さて、Mちゃんは現在お金をいくら持っているでしょう?



勘のよい方ならもうわかっただろうか?
日曜日、終電で降り過ごした私はしぶしぶタクシー乗り場に向かった。
そこでハタと思い出す。
「そういえば、所持金752円。」
あいたたたー。
大船から戸塚まではタクシーで3000円弱。
足りないじゃん。

しかも、ここのタクシーはカードが使えないらしい。
カードで支払おうとしてタクシーのおっちゃんに
こっぴどく起こられた経験を思い出す。

「しょーがない。コンビニATMでおろすか。手数料かかるけど。」

つくづく、今日の運勢の無さに半ばあきれながら
近くのファミリーマートへ足を運ぶ。

しかし時代は便利になったもんだ。
コンビニでお金をおろせるとはね。
24時間ですよあなた。
何度もお世話になっているけど、今回ほどコンビにATMに感謝したことは無い。

そして、私はキャッシュカードをATMに挿入した。
・・・?
あれ?・・っかしーなぁ。
なんでカードが出てくるんだろう?
もう一度挿入。
・・・・・
また出てくる。

本日何度目かの「いやーな予感」を胸に抱きつつ
ATMの画面に視線を下ろす。
そこには
「ただいまサービスを休止しております。」

・・?悪い冗談?

しかしそれは、冗談でもなんでもなく。
ためしに郵便局のカードも使ってみたが、それも徒労に終わり。

そして私は「覚悟」を決めたのである。
・・・歩くしか、ねな。

どこかにあるというユートピア(自宅)を目指して
はるか旅路への一歩を踏み出すのであった。



旅は道連れ世は情け。
果たして私は無事に家まで帰れたのだろうか・・・?
草陰の中で光る獣の目。
渦巻く陰謀。

「旅の終わりと大いなる喪失。」
次回をまてぃ!!!(引っ張るなー)