ハラキリ、ゲイシャ、フジヤマ、ニポン!!

大都会東京で、嫌イナモノベスト3にはいるであろう
満員電車。

(ちなみに福岡県民にとっての東京嫌いなものベスト1は
「東京銘菓ひよ子」らしい。
「東京銘菓〜？はぁぁ〜？？
ひよこはなぁ、福岡の銘菓なんだよ!!!
(まちゃまちゃっぽく)」ってことで。)

横浜から職場である東京まで出てくるには
私も、まぁ、例に漏れず
その満員電車で毎朝、東京砂漠と戦っているわけである。

今日もそんな砂漠の中でゴトゴト揺られながら
フラストレーションを存分に味わう。。
横浜を出たところで、乗客は一気に増え、
社内はまさにトルネード級。

その時、ふいになんとも良い匂いが。。。
砂漠に似合わぬ一輪の花のようなさわやかにおいが鼻をくすぐる。

くんくんくん。
匂いの元をトレースする。
その匂いの元には、まさに砂漠に咲くゴージャスなお花。
金髪のきれーなお姉さん2人組が咲いているのでした。

英会話の達人(自称)の私は彼女らの会話に耳をそばだてる。

観光客(予想)である彼女らは、
この満員電車を相当なテンションで楽しんでいる(予想)

「すごい満員ね。エキサイティングしちゃうわ」(予想)
「やっぱり、ジャパンにきたらこのスリリングを体験しなきゃね」(予想)

ご満悦である(予想)

それにしても、横浜から朝の通勤ラッシュに乗り込んできた彼女ら
一体どこに行くのであろう。

おしゃれシティーの街「丸の内」かな。
山の手線に乗換えて、最近流行の「メッカ」秋葉原にでも行きますか?

しかし彼女らが降り立ったのは
「サラリーマンの街　新橋。」

ん？
なにをする？
なにをみる？

たしかに、「ラストサムライ」こと
人生の終局で疲れ果てたサラリーマン(落ち武者)が
うじゃうじゃしている町ではあるが。。。。

そして彼女らは、大勢にサラリーマンにまぎれて
モザイクニッポンに消えていくのだった。。。