さて、今日は理科の実験です。

momocolor2005-11-22

先週お土産にもらったココナッツフレーバーのお線香。


その日の帰宅後、待ちきれない私は
早速封を開ける。


火をつける前に
まず、そのままの匂いをかいでみる。


くんくん。


・・あ、たしかにたしかに。
ココナッツの仄かな匂いが鼻腔をくすぐる。
火をつけたら、もっと匂いが広がるんだろーなー。
これは、期待が持てるぞ!!
わくわく気分で点火だ!!




・・・点火?
火だよ。火。


そうだ、煙草を吸わない私んちにはライターっちゅうもんがない。
しょうがない、ちょっと危ないけど、コンロの火でつけるか。
・・・って、うち電気コンロだし。


ないじゃん、火。


人類は「火」を自由に操れるようになったとき、
その文明を開化させたという。
・・・うちは未開地か?


ライターをわざわざ買いにいくのもなー。。。
お線香はひとまずお預けか・・・
タメイキ。。。。




以上が先週日曜日のこと。




というわけで、本日である!!
手元には、こんなあたいを哀れんで
友達が恵んでくれたライターが!!!!


帰宅後、
コートを脱ぐ前に、気がはやった私は早速着火!!!


お線香の先端には
かわゆく小さく赤い灯火が。
そして、くゆりと立ち上がる煙が。


んーん。
見事なココナッツ。
甘くて良い匂いーーーー。


すっかり癒された私だったが、その直後、大変なことに気付く。


・・・・・?
どこに置く?これ。


そのお香、長さにして25センチ弱。
お香立てでは立てられない。
・・てか、もう遅いし。


そうしている間に、火は燃え続け
灰はいかにも自立しているのが億劫なように
どんどん倒れ掛かっていく。


周りを見回すと
手近に「おーいお茶」のペットボトルが。


苦し紛れに入れてみる。
。。意外に良い。
倒れないし、灰も散らばらなさそうだし。


これで、お香ライフが始まるわ!!と思ったのも束の間。。。


小学生で習った理科の実験が実体験でよみがえる。





問題①()を適切な言葉で埋めなさい。
「火を燃やすと気体(a)が発生する。
また、気体(a)を集めたビンに火を入れるとその火は(b)。」




さて、
以上のことを踏まえて、
・・・二酸化炭素を下方置換により集めたペットボトルに
お線香が入っていると、その火はどうなるでしょう?




根性なしのお線香は
たかだか酸素欠乏くらいで
十分な煙を出すことなく、
私を見事なまでに煙に巻いたのであった。


私のアロマライフはまだまだお預けで。。。。