束縛からの開放か、社会からの追放か

momocolor2005-11-26

ふぁぁぁぁ〜〜〜〜〜。
休日出勤ですよ。
やだやだやだ。


まぁ、昨日はばっちり定時で帰ったり、
まだまだ私の作業が残りまくってることを考えれば
休日出勤は当然よね。


ちょっと遅めに目を覚ました私は
休日出勤にすごぶるご機嫌ナナメ。


ふてくされた小学3年生のように
だらだらーっと会社へ行く用意。




さ、て、と・・・


忘れ物は・・・ないよね。


くるりと周囲を見渡して
持ち物確認。


暇つぶしの本、2冊持った。・・OK
英語のテキストもった・・・OK
ノート(ネタ帳とお絵かき用)2冊持った・・・OK
ウォークマン持った・・・OK
筆箱持った・・・OK
シャボン玉もった・・・OK
あやとり遊び用毛糸もった・・・OK
ハンカチ、ティッシュもった・・・OK


財布も、定期も持ったし。


よし出発!!



電車に乗り込み
バスに乗り換え


お昼ちょっと前、
ようやく会社につく私。


作業場に入る前に
トイレに行っとこうと思い
荷物を持ったままお手洗いへ。


鏡を覗き込む。


ふーーん。
それにしても疲れた顔だなー。
ぼやけた顔。。。
・・・年かな・・・・・?



いやいやいやいや、それにしたって
ぼやけすぎだろ。



・・・あれれ?違和感。



鏡をよーく見る私。
なんか、へん。
なんか、たりない。
なんか、ちがう。



そして、違和感の正体に気付いてしまう私。




・・・・・あ、ありえん。
うそうそうそ。
そんな、大事なこと忘れるなんて。
25歳の淑女よ。あたいは。



うそうそうそうそ!!!!
お化粧をし忘れてくるなんて!!!!!



しかし、、、
鏡の中で呆然としている私は
明らかに真実の私。


鏡よ鏡よ鏡さん。
「本当の自分が分からないよ!!」と
現代の若者が「自分探し」に躍起になっているこの世で
或る意味今いちばん
「本当の自分」に直面しているのはだーれ?


はいわたしー。


しかし、本当の自分が分かったところで
それを自分でもてあましてしまうのが「若者」というもの。。



私の手持ちの防具(お化粧道具)

・あぶらとり紙
・ウェットティッシュ
・フィニッシュパウダーなるいわゆる白粉。


・・・最弱。。。orz


こんなんじゃ、アリアハン周辺も
おちおち歩いてらんないよ!!



と、とりあえず
そんな最弱防備でもしないよりはましと
おしろいをいつもより多めに塗っては見るが。。。


「布の服」ほどのカバー力もなく。。。
ひのきの棒よりも非力な目力。。。。


この化粧の束縛から卒業した25歳の夜。
・・・冬の夜風はすっぴんにさぶぃ・・
自由になれた気はしたけど、
私自身の行く先を計りかねた25の夜。。。。