失踪から2ヶ月。事件解決への道。

momocolor2005-11-28

<前回までのあらすじ>
東京電力から届いた果たし状。


「おんどりゃー出るとこでぇやー
地獄の底まで、追い込みかけてやるさかいになぁ。」
の文面ににびびりまくりのももの。


一刻も早く払わないと、
タマぁ(命)とられる!!!


追い込まれた私は、請求書を探しに部屋に駆け込むのであったぁぁぁ!!!




とりあえず、コートも脱がず、荷物もほっぽりだし
心当たりを探す。


♪探し物は何ですか
 見つけにくいものですか
 鞄の中も
 机の中も
 本棚の中も
 冷蔵庫の中も
 電子レンジの中も
 風呂桶の中も
 おなべの中も
 探したけれど



・・・・・みつからーーーーーーん!!!!



う、、うぐ。
え・・・えぐ。



なかなかなかなか見つからず、
絶対あるはずのないクラッシクギターの
穴の中まで探し出す始末。
しかも、あせっているせいで
部屋はみるみるに荒地に。。。。


この惨状は
空き巣・・・いや、ナパーム4発集中投下!!!
並みの有様である。


ここでようやく、闇雲に探しても無駄だということに気付き、
取りあえず落ち着いて
督促状の中身を詳しく読む。


その内容によると、
9月分が未払いのままらしい。
そして、月末までに払わないと
「誠に不本意」ながら送電を「お断り」するとのこと。


10月分は支払っていたか。。。
この文面から
高校時代「月高のホームズ(突っ込み不可)」とまで呼ばれた
私はこの推理力を遺憾なく発揮する。



すかさず謎探偵モームズこと私の脳裏に
一つの解答が閃いた。



モームズの推理は以下のようなものだった。



「ワトソン君、覚えているかね。
ちょうど10月の半ば頃、
私は一度すっかり中断してしまっていた
英語の勉強を再開しようと思い立った。


そうだったね。


そして、私は英語版のハリーポッターの最新刊のページをめくった。


だろう?


ページをめくって5ページのところだった。
寝る時間になった私は、手近にあった紙を"しおり"として挟んだ。


そうだそうだ。思い出しただろう?


そして私はふと思った。


『このままハリーポッターを読むのが面倒くさくなって
"コレ"を"しおり"にしたまま忘れちゃったらウケるー(笑)』」





・・・あの時自信満々だった私よ。





犯人はお前だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
びしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!





そして、共犯者であるところの
Harry Potter and the Half-Blood Prince
(ハリーポッターと混血のプリンス (仮))
をベット脇からしょっぴく。


おらおら、お縄を頂戴しろ!!!


そして、5ページ目ではなく、2ページ目をめくった私は
凶悪犯により誘拐・監禁されたいた
意識不明の9月の請求書を無事保護することが出来たのであった。


もちろん、その「9月請求分」は
すぐさまファミリーマートに担ぎ込まれたあと
無事、還るべき所へ還っていったのである。。。。


その後の犯人の行方は依然として明らかではない。。。。