放浪癖の彼。それでも待つのは、女の私。

momocolor2006-01-03

冬。です。


お正月が来て、
世間では「新春」とか言ってますが



・・・寒い。
まだ冬なんだよ。日本はさ。


北海道出身ですが
北海道に20年住んでましたが
道産子ですが。


寒いもんは寒い。


寒いんです。


こんな日は、
・・ねぇ旦那。
あんたのその情熱で暖めて欲しい。


一人の布団は寒いもの。


あんたのその身で暖めて。。。。




ねぇ。
湯たんぽの旦那。


私の冬の恋人。
湯たんぽ。
いつもは冷たい奴だけど
本当はあったかい男(ひと)なのさ。


オムツの取れない時代から私を暖めてくれた彼。
3年前、一人暮らしを始めるときに
お母さんが言ったっけ。


「この人と・・一緒に行きなさい」



そして、それから三年間の同棲生活。
都会で冷め切った私の心を
いつもぽかぽかにあっためてくれる。


だけどね、
この湯たんぽ。


こんな優しい人だけど、
欠点もあるのよね。


その欠点
放浪癖


寝入りはいつも添い寝してくれ彼だけど
明け方、私の隣にいてくれることがめったにない。


油断をするとすぐにどっかに行ってしまう。
家出癖があるのである。


この間なんか、
いないいないと思って探していたら
ベットから1メートル離れた机の下で
一人、うそぶく湯たんぽの旦那。


私をやきもきさせて、どういうつもりなのかしら。


先日なんて、
夜の夜中に・・


ドスッ!!!!
と不機嫌な大音をたてて
ベットから出ていっちまいやがった。


そこまであたいを嫌わなくったっていいじゃない・・・・






今日も、しゅんしゅんに沸いた熱湯を注いで
ぽかぽかになった貴方を抱っこして寝る。


きっと貴方は、出て行く。


でも、それでもいいさ。
惚れた弱みなのさ。



もう私は、貴方を放せない。


おやすみなさい。ダーリン。



・・・・?
なに?寝相?


悪くないっすよ(長州小力風に)