赤ペン先生からの回答です。

momocolor2006-01-18

みんなの先生。
赤ペン先生


君のテストの採点から
学校での悩みまで
どんな問題でも
赤ペンでアドバイス!!!!!


採点は厳しく!
間違いは見逃さないぞ!!!!!





わたしは、ボランティアで
大学の同窓会会報誌の編集委員なんてやっている。


編集者の仕事。
それは


「文章の校正(赤入れ)作業」



自宅に郵送されてきた大量の原稿と校正原稿見比べながら
にらめっこで進められるこの作業。


この作業、
なんてゆーか。なんつーか・・・・・・。



・・・・・地味っ!!!!


生活に余裕があるときならいいのだが、
いかんせんただいま残業地獄の身ゆえ
帰宅後の作業は、正直相当しんどい。


すきま時間を作って
朝の満員電車や帰りの終電で
校正原稿を見比べ赤入れする私の姿は
さながら現代の二宮金次郎である。


帰りの終電では
ついついうとうとしながらの校正作業になるため
心当たりのないところまで「赤」がはいったりもする。



そんな校正作業。
いくつか、とんでもない壁にぶち当たることがある。


壁1:達筆すぎて、読めない。


小さいながら私の通っていた学校ももうすぐ100周年を迎えるだけあり
上は70歳のおじいちゃまから玉稿をいただくことがある。


70歳のおじいちゃま、ワープロなんてそんな味気ないものは使いません。
一文字一文字、万年筆でしたためるその文章は・・・・・
よ、、、読めねぇ。。。。。。



壁2:判定不能な表現



印刷業者の「誤植」であれば話は早いのだが


寄稿者の書き間違いなのか、狙いなのかが
微妙な言い回し。


これが困る。
勝手に直してしまっていいものなのか・・・・。



小泉劇場のように
情報と戦略のみに頼った
コミュニテーにアッピールしてしまっては、元も子もない。」



コミュニテー



アッピール


・・・・・ですか。。。
アッピール・・・・。


この言葉遣いは
なんとも、、、、臨場感溢れる仕上がり。。。。。


念のため、寄稿者の年齢を確かめる。


・・・大学卒業年が昭和35年・・・・。


アメリカ」を「メリケン」という世代というには
ちょっと若年な感じがする。。。。。




・・・・・

赤ペン先生の回答です。


コニュニテー、アッピール
正解でございます。


・・・・このままでいかせていただきます!!!!!
あえて。


ほら、臨場感と、リズム感は大切にしなきゃね。

より、「生の声」を読者に届けることを
生業とする編集者としては、
この雰囲気をそのまま掲載すべきで、
われわれ編集者ごときが手を入れるのは野暮というものである。



もちろん今回寄稿した私の原稿に関しては
「てにおは」を含めた綿密な「校正作業」を。


今回の校正作業


まだ、3分の1も終わってません。
作業締め切りはあさって・・・・・・。


まだまだ眠れぬ夜は続きそう・・・・。