あぁ。バラ色の珍生!!!!

momocolor2006-03-09

紳助さん「ももさんの一人息子。
     生まれてから、まだ顔も見たことのない
     一人息子ですよね。
     会いたいですか?
     会いたいですよね。     
     我々ね、探しました。
     一生懸命探しました。
     そしてね・・・見つけましたよ。
     

     ほら、カーテンの向こうにいる息子さんの名前を呼んであげてください。」



もも「・・・・ぅぅぅ(涙)・・・・。



   にょっき!!!!






私には息子が一人いる。



ちょっと正確に言うと、
未婚の私には、息子がいる。



もうちょっと正確に言うと
私が名前をつけた、親友(いっちゃん)の息子がいる。
つまり、私は名付け親ということになる。



正確をきして言うと、
いっちゃんの妊娠中、札幌で遊んだときのこと。
おなかの子供のことを話題に出すとき、
名前がないといろいろ不都合だということで
私は便宜上、おなかの子供に仮の名前をつけた。




その仮の名前が
そのまま彼のミドルネームになった(と思っている)。



つのだ☆ひろさんの"☆"の部分のようなものだと思っていただければ
わかりやすいだろうか。



私の名付けた彼の名は
にょっき。




出産には立ち会えなかったものの
私とわが息子にょっきは
その誕生の瞬間から
数奇な運命で結ばれている。
http://d.hatena.ne.jp/momocolor/20051101



そんなわが息子にょっきと
私は今日待望の初対面を果たしたのだった。



だーんだーだだーんだーだだーんだーだだーーーーん
だーんだーだだーんだーだだーんだーだだーーーーん



この対面は
さながらダースベーダールーク・スカイウォーカー



部屋の中央で
神妙な、それでいて
「会いたかった」と言うような表情を浮かべながら
ねっころがる生後4ヶ月のにょっき。



じっとこちらを凝視するにょっきに私は語りかける。



もも  「にょっきー。お母さんだよー。」
にょっき「・・・・・・・。」



無反応



なんてことだ。
いっちゃんと、いっちゃんの旦那さんが普段
ファーストネームでにょっきのことを呼び続けているせいか
この子は、自分のミドルネームを自覚していないらしい。



私は、このとき
名付け親の責任として
彼に本当の名を教えてあげるという使命を自らに課した。
にょっきの人生に多少の混乱をきたすそうとも・・・。




そんなわけで、
今日一日にょっきと遊び続けた私。



彼を一日観察していて
私は一つ、不安の種に気付いてしまった。



とにかく、マイペースにフリーダムなにょっき。
先日まで「ゴルバチョフ!!」という父親の掛け声に興奮していたにょっき。
オリンピック女子フィギアのスルツカヤをよだれだらだらで凝視したにょっき。




このよだれ加減と、
笑いのツボから判断するに
ひょっとしてこの子、「ボケ寄り」かもしれない。



生みの親であるいっちゃん→ボケ
名付け親である私→ボケ
直接あったことはない旦那さん→(多分)ボケ




まさに
ボケのサラブレット。
ボケるために生まれたような宿命を背負った子である。



ここから、「つっこみ」に転向させるのは
ダーマの神殿で"遊び人"を"賢者"に転職させるくらい
困難を極めることになるのかもしれないが
ボケボケボケの親達のなかで
家族のバランスをとるという意味でも
出来ればにょっきには突っ込みとしての能力を伸ばして欲しいと
願って病まない




ねぇいっちゃん。
と、旦那さん。
とりあえず私的な教育方針としては
つっこみ英才教育の一環として
「つっこみ養成ギプス」を導入したいんだけど、どうだろ?