おばあちゃんの推理

僕の名前はおばあちゃん。
高校生のトミちゃんが、薬を飲まされ身体が縮んだ。
小さくたって頭脳は同じ。
迷宮なしの名探偵!



と在る文章に隠された謎。
そこに出てくる謎の人物は誰だ!?



たったひとつの真実見抜く、見た目は若く、頭脳は・・天然?




その名は、名探偵おばあちゃん!!!




るるるるるる・・・・・
るるるるるる・・・・・



居間の電話がなった。



電話に出たのは、ママン。



ママン「・・・明日・・・網走?・・・・
    寒い・・・町内会・・・・・。」



ママンの口ぶりから察するに
おばあちゃんからの電話のようだ。
どうやら明日、網走まで遊びにいくことを教えてくれているらしい。



折角なのでおばあちゃんとお話したいな〜と思った私は
ママンとおばあちゃんの会話が切れるのを待つ。



ママン「あぁ・・・うん。そうね。うん。
    ・・いや、そんなに強く踏んだわけじゃ・・・・・。
    うん。・・うん。・・うううん。・・そうそう。
    いや、だから
    "ママン"っていうのは、そういうんじゃなくて・・・うん。
    確かに私のことだけど。。。。



    ああ、丁度いいから、詳しくは本人に聞いて。」




そう電話の向こうに告げたママンは
"本人"である私に受話器を渡してくれた。



・・・何を聞かれるんだろう。




もも「もしもし。おばあちゃん?」



おばあちゃん「あー。ももちゃんかい?風邪引いてないかい?」



おばあちゃんの
北海道訛りがちょびっとはいった
いつもの可愛い声が電話の向こうから聞こえる。



おばあちゃん「読んだよー。ももちゃんの文章。」




私の日記を読んだ話を
うれしそうに話し出すおばあちゃん。



どうやら、
3/13に私がママンに足蹴にされた日記
(http://d.hatena.ne.jp/momocolor/20060313)
を読んでくれたらしい。




この日記。
実際のママンを知っているからか
おばあちゃんにバカウケ。




おばあちゃん「ね、本当にさ。
       虫一匹殺せない顔してねぇ。
       娘を蹴るってねぇぇぇ!!!!!」



日記について批評してくれるおばあちゃん。



おばあちゃん「いや、最初は良くわからなかったんだ。
       ももちゃんが出だしで突然叫び声をあげるもんの。
       よくわからない人(多分小梅太夫サンのこと)
       が出てくるもんの。            
       そうそう。ママンって人もよくわからなくってねぇ。


       "ン"が付いてるから"ママ"じゃないでしょ?」

        



た・・確かに。
『ママ』ではない・・・・なぁ・・・。



       
おばあちゃん「でもね、おばあちゃん読んでいくうちにわかったの。
       きっと、『ママン』の"ママ"の部分は
       『お母さん』の意味の"ママ"で
       残った"ン"は・・・・・




       ヨン様の"ン"でしょ








WEB上で本名を公開してしまうと何かと不都合があることを
考慮してのおばあちゃんの名推理。



もも「う・・・うん。そうだよ。




というわけで
今日から
『ママン』は『ママ』+『(ヨ)ン』です。



ほら、ネット上では
ママンが私のママであるか、そうでないかの職業的情報も
公開しちゃいけないでしょ。
プライバシーの保護という観点で。






卓越したカンと推理力で
いつも鋭いところを突いてくる私のおばあちゃん。



女性の年齢なので
詳細な年齢については伏せさせていただくが
私のブログの最高齢読者である私のおばあちゃん。




ジョジョの奇妙な冒険ジョースター家の系譜をしのぐほどの歴史を持つ
我が家に伝わる"天然サーガ"の始祖的存在である私のおばあちゃん。




ってゆーかなによりも、
私のママンのママンである。

いろんな意味で
一筋縄でいくはずないです。




とりあえず、明日の網走は気をつけて楽しんでいってきてね〜。
ね、おばあちゃん。