追いかけて追いかけて追いかけて雪国。

momocolor2006-03-20

眠りという長いトンネルを抜けると、



そこは雪国であった。






雪だ・・・。
雪が積もってる。



燃えないゴミをゴミステーションに置きに行こうと
ドアを開けた私は
外に広がる真っ白な風景に愕然とした。



今年は雪解けがやたらと早く
まだ3月だというのに、お外は4月下旬並。



「このまま春かねぇ」と言っていた矢先の
吹雪である。



雪の積もった道路を眺めていた私の横に
ママンが来た。



ママンもさぞかしこの雪に
うんざりしているだろうと思い
ママンの顔をちらりと見る。






・・・・・?
なんだ?
全然うんざりしてないぞ?



むしろうれしそうだ。



このママンの表情をドラゴンボールで例えるならば
「強えぇ敵が現れたときの悟空さ」である。



ママンの顔が
「オラ、うずうずしてきたぞ」と言っている。。。。




そ・・そういえば
ママン・・・雪を見ると綺麗に雪投げしないと気がすまない人間だった・・・。



こういうときのママンはあぶない刑事だ。
オマタセベイベー。イッツ・ユキナゲタイム。
ダンディー高山よりもダンディー
セクシー大下よりもセクシーに雪投げした結果、
最後は自らの腰に「ぎっくり爆弾」を落としてしまうのである。




私は
ママンよりも一瞬早く
我が家の雪投げ用のダウンジャケット羽織った。



ちょっと残念そうな顔をしたお母さんを尻目に
外に出る。



・・・意外と雪が積もってる・・・・。



・・うーん。
これは、30分くらいかかりそうだなぁ。。。。
飽きそう・・・・。


そこで私の頭に名案が。
そうだそうだ。音楽を聴きながら雪投げをしよう。



やっぱり体を動かすときは
アップテンポな曲のほうが気も乗るだろうということで
私はロック色の強い曲の入ったMDをチョイス。



じゃっじゃっじゃーん
じゃっじゃっじゃーん



おおお。
いいじゃんいいじゃん。
一面雪の世界で私の中で響く8ビート。
軽快なドラムのリズムに合わせて
私ものりのり。



♪きゅぃぃーーんきゅぃぃぃぃーーーん(ギター音)
♪ザーーーーーザーーーーーーー(ママさんダンプで雪をかき集める音)
♪ボボーンボーンボーン(ベース音)
♪ザッザッザーン(階段の雪を下ろす音)
♪ズッズッチャッチャ(ドラム音)
♪ザッザッザッザ(雪を塀の上に投げる音)





ゼィ・・・・・
はぁ・・・
ゼィ・・・・






きっつーーー




8ビートの雪投げは
8小節以上は続かないです・・・・・。



ノリノリで始まった雪投げでしたが
最終的には
♪= 2 〜 3(一分間に8分音符を2〜3回打つ速度)
くらいのスローテンポに落ち着きました。



そんなくたくたの雪投げでしたが
いま外を見たら
フツーに10〜15センチくらい雪が積もってるし・・



今朝の雪投げ・・・
意味なっ(涙)



明日は浪曲あたりで雪投げしようかな・・・・