おススメのススメ

幼稚園の頃
喧嘩した友達とわたしに
はるみ先生は言った。



『自分がされて嫌なことは、人にしちゃいけません。』



小学校の頃
友達の誕生日プレゼントを選ぶ私に
お母さんは言った。



『自分が貰ってうれしいものを、人にあげなさい。』



人に何かをしてあげるときの基本は
『自分がしてうれしいこと。』である。





それは日曜日のことだった。



携帯に友人のタケさん(仮名)から電話が来た。
「おススメDVDを教えてくり」



TSUTAYAでレンタル100円セール期間中なので
なにか楽しい映画をレンタルしたいというのだ。



うぅぅーーーーん。
何をおススメしよう。
最近、お笑いか気持ちがずもーんとするのしか観てないしなぁ。
とっさにタケさん(仮名)好みの作品が思い浮かばない。



以前、おススメしたときは
あまりにマニアックに過ぎて
感想が「・・・・味があるよね」
という悲しいフォローだったこともあり
おススメにも気を使うのだ。



そこで、その日おススメしたのは
下妻物語



深田恭子さん扮するロリ毒娘"桃子"と
土屋アンナさん扮する直情型ヤンキー"イチゴ"が織り成す
可笑しくって、オカシクって、なんか悔しいけどグスっとくる
異色友情物語。
2004年に公開されて
オモシロイ!!!!!と評判の映画である。




『笑えて』『泣けて』『スッキリ』『楽しい』
おススメするには、うってつけの作品だと思う。





ただ一つ、おススメするのに問題があるとするならば



私が観たことがないということだけ。








見たことのない映画を人に勧めるという行為は
点検をしてないパラシュートでスカイダイビングを
させるようなものだけれども・・・・・・。




でもねでもね。
昔クラスの先生が
『人に何かをするときは、自分がしてもらいたいことをしなさい』
って言ってたでしょ?



だから・・・・・


自分が見たいものをおススメして何が悪い?(開き直り)


・・・・だって・・・・・。
ちょうど見たかったんだもん。




というわけで、さっき鑑賞しました。



今度は堂々と言えます。



タケさん(仮名)タケさん(仮名)
すごい面白い映画がありますよー。
下妻物語』っていう作品なんですが、観た事ありますか?
まだ観てないなら是非ドウゾ!!




超おススメですお!⊂二二二(^ω^)二二つ