お土産話〜これは・・恋するハニカミばい。

昔々の、つい先日。
あるところの、博多一風堂
私と相席になったカップルがおったそうな。



一人というのは恐ろしいもの。。。。



暇をもてあました私は、、、、
向かいのカップルの会話に
耳をひそめるようになったそうな。。。。。






女「別に私、ため口でも全然気にしない派だから、
  名前も呼び捨てでいーよ。」
男「そっすか?でも、トモミとかって呼べないっすよね。」
女「全然いいのにーー。呼んでみてよ。」
男「トモ・・・やっぱ、無理ですよーーーwwww」




・・・あれ。
この二人。。。。。
てっきりカップルかと思ってたけど。。。。。




ひょっとして。。。。
足が早く、すぐに変質してしまうため時期を逃しやすいが
主に、夏祭り時期に異常発生するといわれる
新鮮な
『友達以上、恋人未満』
じゃぁ、ないですか????



女「ヤマモト君って、付き合ってても合コン行く派?」
男「いや。付き合ってたら、絶対行かないっすね。
  だから、俺の友達は『ヤマモトに彼女を作るな作戦』を立ててるんすよ」
女「なるほどねー。彼女いそうなのにwww」
男「ほんとっすか?」
女「うん。優しそうだから、彼氏的にはいいかもwwww」



『派』とか『的』とか。。。。。
・・・殴りたくなってきた。
ここで殴ったら情状酌量の余地あるかな。。。?




男「じゃぁ、今度合コン誘いますよ。」
女「ホント??
  あ。でも、わたし、みんなより年上になっちゃうよ。
  おばちゃんはナシだよねーー。」
男「えー。トモさんなら全然ありっすよ。
  少なくとも俺は。」



もーいーよ。
CHUしちゃえよ。
ナンなら私が手伝ってやるよ。





そんな、さわやかな『男と女のラブゲーム』的会話と
合間に注がれるいたたまれない視線から逃れるように
最後の楽しみに残していた半熟玉子を頬張りつつ
私はお店を後にするのでした。。。。




彼らの恋路が
どんな未来日記を描くことになるのか、私にはわかりませんが
直後の彼らの近未来日記だけは、ばっちり書くことが出来ましたよ。




未来日記


二人は、ラーメンを食べる手を止めた。
そして、どちらかともなく、ポツリと呟いた。



『・・・さっきの人・・なんか哀しいね。。。。。』



あんな一人ぼっちにだけはなりたくないと思った二人は
付き合うことにしたのでした。



福岡にフライングで到着して
せめて観光気分を味わおうと、
一人で博多一風堂に入った単なるバカは
実は二人の恋のキューピットだったのでした。




めでたしめでたし。





私以外はね(涙)