気まずい二人

挨拶は気持ちがいい。



最近日本では
ご近所同士の関係が希薄になり
なかなか挨拶をしない人も増えているというのだが



美しい一日は
美しい挨拶から始まるもの。



ここアメリカでは
知らない人同士でも、目が合ったときは
たびたび声を掛け合ったりする。






今朝のこと。



ちょっと肌寒いけど
天気のいい一日である。



外に出ると
今まで見かけたことの無かったお隣さん(金髪美人のおねぃさん)が
玄関先で煙草を燻らせていた。



じっと見ていた私に気付いた
青い目をしたセルロイドな金髪ねぃさんは
こちらを振り向くと





金パツ「ハィ。モーニン。はーわーゆ」
(おはようございます。お元気ですか?)




と気軽に声をかけてくれた。





もも「あいむ ふぁいん(元気です。)」











沈黙。





は・・・・・話すことねぇっす!!!




途端に"さかなくん"並みに泳ぎだす私の目。




折角なのでなんか会話をしてみたいものの
金ぱっつぁんを目の前に
話題なんてなんもねーっす。







さらに沈黙は続く。




向こうには煙草という紛らわせる武器があるが
こっちは丸腰である。




き。。きまずい。。。。
この無言状態はきまずすぎる。。。。。




追い詰められた私は



ついに、禁断の一言を言ってしまうのだった。




もも「いっつこーるど」(さむいっすね。)






・・・・だめじゃん。




会話が無いときの常套手段
「天気の話し」
をしてしまうあたり
モテ要素が欠片もありません。。。








・・だって、、
英会話の参考書は
アメリカンフットボールの試合を観に行く」
とか
「お互いの国の文化について話し合う」
とか
そんなシチュエーションばっかりで




「絶対盛り上がる!!!!会話術」とか
「女ウケがいいトリビア集」とか
アメリカ女が笑うアメリカンジョーク」とか



合コンで使うためのハウツー本みたいなの、、
なかったんだもん。。。。。。




・・・金パツ女性を落とす方法




だれか、教えてください。