日本語の許容範囲

折角なので
もう一つ日本語ボランティア話。



私たちは
生徒たちが「生きた日本語」に触れる機会を持つという目的で
ネイティブの日本語をしゃべる人間として
ボランティアをしているのだが



一つ・・・・とても大きな問題が・・・・。



それは



訛り




先日
日本語ボランティア終了後
ササが何度も何度も何かをつぶやいていた。



「年賀状・・年賀状?・・年賀状???」


今日のテーマは「お正月について」で
年賀状について質問する場面があったんだけど、、、



ど・・・どうしたの??



聞くと



「ねぇ、アクセントがわからなくなったやんか、、


 年賀(↑)状なの?年賀状(→)なの?」



そういえば
ササちゃんは
チャットでの会話が大阪弁になってることも気付かないくらいの
生粋の大阪弁ネイティブ。



どうやら
標準語のイントネーションがわからなくなってしまったらしい。



そういえば
ササちゃんが生徒に問題文を読んでいたときの日本語も
微妙にイントネーションが西寄りだったような。。。



今回のボランティアには
ダニエルカールよりもソフトな東北弁を喋る
ミチコさんがいたりと
「生きた日本語」
という点では
バラエティー溢れる
いい人材が集まっていたと思うんだけど。。



そーゆー私も
「なまら」とか「〜っしょ」とか「べや」とか
あからさまな北海道弁は喋らないものの



昔小学生2年生だったいとこ(埼玉っ子)に
「このゴミ投げて

といってしまったがために
ゴミ箱に向かってゴミを
ぽいっ!!!!!!と投げたしまった従兄弟に
「まっ!なんて子でしょ!!!!!」
と自分の過ちに気付かず
内心ぷりぷりしてしまったくらいの
生粋の道産子ですから・・・




・・・・・・こんなボランティアで・・・・いいんだろうか・・・




きっとこーゆーところから
第二、第三のダニエルカールさんが生まれるんですね・・・・