犯人は・・・・お前だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

桃田一少年の推理力をして
迷宮入りするかと思われた

「オレンジ消失事件」

しかし、桃田一少年は諦めなかった。

「オレが真犯人を必ず暴き出す！じっちゃんの名にかけて！」

お洗濯のために、アパートのランドリーを利用しようと
階段を下りているときだった。

私は
オレンジの木がゆさゆさ揺れているのに気がついた。

・・・おかしいな。
確かに今日は雨が降っているが。。。
それほど風はない。。。

ゆさゆさ・・・

ざわ・・・

ゆらめくオレンジの木を見つめながら
私の心中は
賭博黙示録カイジ並にざわめいた。

・・・・こ・・・・これは・・・・・・・

オレンジ泥棒の犯人が、
建物の影にいる!!!!?????

と思った瞬間!!!!!!!!!!!!!

オレンジを4〜5個抱えた親娘が二人
そ知らぬ顔をして私の横を通っていった。

な・・・なんと。。
複数の犯行だったかぁぁぁぁ!!!!!!!!!

母親は
30代後半で160cm前後。
娘は
中高生(くらい)で155cm前後(私と同じくらい。)

以前、推測していた
モモファイリングの犯人像

○身長155cm〜180cmの
○男、もしくは女
○年齢は20代〜30代、もしくは40代〜50代・・・・

とがっちり一致。

一月中旬の段階で、もうすでに
こちらのアパートから手の届く範囲のオレンジが
なくなっていたという状況から察するに
彼女らは、何らかの道具か梯子かを使用しての犯行におよんだ・・
つまり
「オレンジがおいしそうだったからついうっかり」という
衝動的犯行の域を超えてしまったと思われます。

彼女らがそこまでやってしまったあと
私がオレンジを獲得したいと思ったら・・
一線(塀)を越えるしかありません。。

ああ・・それにしても・・・
見れば見るほど、、おいしそうに色づいたオレンジ。。。。