涙なしでは語れない・・

「百発百中映画」と言うのがある。



あくまで私の中でなのだが
「条件反射で絶対泣く映画」である。



ウチのママンの百発百中映画(シーン)は
『めぐり逢い』の最後のシーンと
ジョゼと虎と魚たち』の
「出てけって言われて出て行く奴は、出てけ!」の台詞なのだが



私の場合も
ちょっと恥ずかしいのだが
もちろんある。





スピーキングのクラスで
「ストレス解消」について話していたときのこと。



『クライイング・セラピー(涙セラピー)』
(泣くことによって精神を安定させるストレス解消法)
を思い出した私が
「絶対泣ける映画とか、漫画で泣く」
と言うと



先生のアンは
「たとえばどんな?」
と聞いてきた。




たとえば・・・か。。。
私の場合・・・・
20代になってから、
探偵ナイトスクープ局長 西田敏行レベルの泣き虫なので
泣くということに関して
題材探しには事欠かない。



でもなぁ。
たとえば・・かぁ。。。。



絶対泣ける漫画『自虐の詩』の
怒涛のラストシーンの説明をしても
あの漫画は全編読まなきゃ泣けないし



魔女の宅急便
はじめの荷造りシーンの
「おとーさん、だっこして」のところで
ボロボロ泣いてる心境は
むしろ父親目線ってところで、共感えられない様な気がするし



クレヨンしんちゃん大人帝国の逆襲』は
日本のサラリーマンを経験してじゃないと
イマイチ伝わらないだろうしなぁ。。



ってゆーか、
全部日本の作品だから言ってもわからないだろうという大問題が。。。



えええーーー。。。
ハリウッドの映画で、、
有名で、、
絶対泣ける映画、、、




あった。




シックスセンス



・・・有名すぎてちょっと恥ずかしいうえに
別に「この映画が特別好きだ!」
というわけではないのだが
この映画、、私にとっては、絶対泣けてしまう。




シックスセンス?ああ。あのラストのシーンね。」



と言ったアン。



「・・・ノー。ラストシーンじゃナイネ」



ブルースウィルスのラストシーンは
確かにいいシーンだとは思うけど
別に泣いたことはない。



するとアン
「じゃぁ説明して。」と求めてきた。



・・・・せ・・・・説明するの・・・・・?



いやな予感がするんだけど



とりあえず
お決まりの拙い英語で説明を試みる私。







ボロっ。






や・・・やっぱりーーーーー


「えっ?この頬を伝うのは。。。涙???」である。
説明しながら、こんにちわ涙くんである。



すっと
紙ナプキンを差し出してくれた
サランジの優しさが身に染みると同時に



私の英語の拙さのせいで
周りには伝わりきってない中
私だけ感極まるという
なんとも「はて。。どうしたものか・・・」な空気が。。。。



ちなみに
その問題シーンはというと
少年の母親が、幽霊が見えるという事実に初めて耳を傾けるシーン。

少年の母親がおばあちゃんのお墓の前でいつもする問いかけに対して
おばあちゃんはこう言っているという・・

「答えはこうだって。
 『まいに・・・・』」


・・・・・・ううううーーーーーー。
ダメだ。
また泣けてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━