キリ番☆ゲット
ぷるるるるる・・・・
ぷるるるるる・・・・
8:30am
携帯電話が鳴った。
・・・こんな朝早くに誰だろうと思い
着信を見てみると
非通知
この、朝の忙しい時間に・・・
非通知なんて、誰だ・・・・?
間違い電話とかだったらイヤだなと思いながらも
電話にでた私。
もも「へろー」
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一瞬の沈黙
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・
「え・・あ・・の・・」
電話の向こうの人は
なにやら困っているらしい。
なんか、ちょっと日本人ぽい・・・
と思った私は
もも「もしもし??」
と聞きなおしてみた。
すると・・・・
「ああ!!!良かった。日本語だ!!!!!」
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・
・
その声は・・・ママン???
なんだろう、こんな時間に
しかも国際電話をかけてくるなんて。
「あのねあのね!!!!」
と繰り返すママンの声は
心なしか、切羽詰っている。
・・・も・・もしかして
遠く離れた日本で、なんか緊急事態でも起こったのか????
一瞬、
いろんな危機的状況が頭をめぐり
ある種の覚悟を決める私。
もも「・・どっ・・・どうしたの?」
ことさらに落ち着いた声を保とうと意識しつつ
ママンに聞く私。
するとママンは
「今1999なの!!!!!お願い!!!!はやく踏んで!!!!!」
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・
・
・・・・・・・・っは????
な・・なに?
1999って?・・・世紀魔Ⅱ???
ってか、踏むってなにを????
はてなマークがぴょこぴょこ状態な私。
そんな私にママンが一言。
「ミクシーが!!!!!!!」
・
・
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ははぁぁぁぁ。そのことか。
この間
「もうちょっとで、お母さんのミクシーの足跡(カウンター)が2000番になるの!!!」
って、妙に強調してたのは
娘の私にキリ番を踏ませたいという親心か。
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その娘を思う親心のお陰で
スピーキングの先生に
「また遅刻?」
と言われたワケではないというのを強調しつつ
ママンの努力と
ママン曰く
「深夜で、いつ誰が踏んでしまうかわからないという急を要する事態の中での
国際電話という(割高の)苦渋の選択」
のお陰で
ママン曰く「ミレニアム」なキリ番をゲットできました。
おまでとうままん。
そして
まりがとうままん。